不動産用語集
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アイランドキッチン
あいらんどきっちん
キッチンを部屋に独立させ、島のようにレイアウトしたもの。カウンターやダイニングテーブルなどを組み込むケースが多い。 -
アウトドアリビング
あうとどありびんぐ
リビングを広く活用する為、庭に床と同じ高さのデッキを設けたもの。屋外を有効利用することで幅広い用途が生まれる。 -
上がり框
あがりかまち
玄関や勝手口などの上がり口に水平に渡した横木をいう。人が段差を乗り越える際の荷重を考慮し、比較的強度の高いものが使用される。 -
アクセントウォール
あくせんとうぉーる
壁の一部もしくは一面を周囲と違う材質、色、柄などを使いインテリアのアクセントにした壁のこと。 -
アプローチ
あぷろーち
玄関から敷地の入り口までの通路を指す。 -
RC造
あーるしーぞう
鉄筋コンクリート造のことで、コンクリートと鉄筋を一体化させた住宅構造のひとつ。躯体強度が高く、耐久・耐震・耐火・遮音性に優れる。また、型枠の工夫次第で自由度の高い設計が可能。地下室の設置なども行える。 -
インナーガレージ
いんなーがれーじ
ガレージを組み込み建物内部に駐車スペースを設けたもの。敷地面積が有効活用できるなど様々な利点があるほか、最近では趣味的な要素も強く人気が高まってきた。 -
ウォークインクローゼット
うぉーくいんくろーぜっと
収納のための小部屋で、歩けるほどのスペースを持つことからこう呼ばれている。 -
エクステリア
えくすてりあ
建物の外側全体を指す。外壁や庭、門扉や車庫なども含まれる。資材などを指す場合もある。 -
ALC
えーえるしー
軽量気泡コンクリートのこと。コンクリートの強度を持ちつつ、欠点である重量の重さを解消している。鉄骨造やRC造の床、屋根、外壁、間仕切りに使用される。 -
オーニング
おーにんぐ
布地でつくられる日よけ・雨よけ。近年は、装飾として使われることも多い。 -
オープンキッチン
おーぷんきっちん
壁や仕切り・カウンターなどで遮断しないつくりのキッチン。部屋を広く見せ、家族間のコミュニケーションを取りやすくするという効果がある。 -
開口部
かいこうぶ
壁などに取り付けられた窓や扉のこと。 -
カウンターキッチン
かうんたーきっちん
ダイニングとの間にカウンターを取り付けたキッチンのこと。カウンター越しに料理や皿の受け渡しができる。 -
瑕疵担保責任
かしたんぽせきにん
建物の外部から容易に発見できない欠陥がある場合に、売主が買主に対してその責任を負うこと。構造部の欠陥と、建物の雨漏りなどが該当する。 -
カップボード
かっぷぼーど
食器棚のこと。 -
間接照明
かんせつしょうめい
直接光を当てずに、壁面・天井面などで反射させる照明。照度を均一にしやすく、雰囲気づくりに用いられる。 -
外構
がいこう
建物本体以外の構造物を示す言葉。一般的にはカーポートや塀、門などが含まれる -
ガルバリウム鋼板
がるばりうむこうはん
アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のこと。高い防食性とデザイン性を活かしてさまざまな建築物に使用され、住宅では主に外壁に用いられる。 -
基礎
きそ
建物と地面を固定する構造の総称。布基礎やベタ基礎などの種類がある。 -
気密性
きみつせい
空気の漏洩を示す性能。気密性の高い住宅は室内の空気と外気の流出入が少なく省エネルギー性が高い。 -
切妻
きりづま
屋根形状のひとつ。2つの傾斜面が頂点で合わさって山形の形状をした屋根で、屋根形状としては最も一般的。 -
切土
きりど
丘陵地などに家を建てる際、斜面を削り平らに整地すること。 -
躯体
くたい
建物本体、構造体のこと。 -
クラック
くらっく
外壁や内壁に生じる、ひび割れのこと。 -
グラスウール
ぐらすうーる
ガラス繊維でできた綿状の素材。断熱性や吸音性に優れている。主に断熱材として使用されるほか、吸音材として防音室などに利用されることもある。 -
珪藻土
けいそうど
植物プランクトンの化石から作られる塗り壁材。高い保温性と程よい吸湿性が特徴。また、遮音性や空気洗浄作用も注目を浴びている。 -
軽量鉄骨造
けいりょうてっこつぞう
構造のひとつで、軽くて加工のしやすい鉄骨を部材の中心に、建物の骨組みを構成しているもの。 -
結露
けつろ
空気中に含まれている水分が、気温の低下により水滴となること。壁体内結露が起こると柱などが傷み、躯体の強度に悪影響を与えることがある。 -
腰板
こしいた
建物の壁面の構成が上部と下部で違う場合の、下部に張られた板のこと。平板張り、鏡板張りなどがある。 -
混構造
こんこうぞう
目的や場所などによって、建物の主要構造と異なる構造方式を併用すること。 -
コンサバトリー
こんさばとりー
元は植物を寒さから守るためにつくられた温室。家と庭の中間に配置し、ガラス張りで装飾性に富む。最近ではガーデニングのほか、食事や団らん、趣味のスペースなどさまざまな用途に利用される。 -
コートハウス
こーとはうす
建物や塀で囲まれた中庭(コート)をもつ住宅のこと。周囲の目を気にせずプライベートな半戸外空間として利用でき、採光や通風も図れるため、都市部などでよく採用される。 -
サイディング
さいでぃんぐ
外壁に張る板状の外装材。塗り壁と比べ、工場生産のため品質が安定しているとともに施工技術も不要。種類も豊富で、好みに合わせて選ぶことができる。 -
サニタリー
さにたりー
浴室や洗面室、トイレなどの水回り設備を持つ部屋のこと。 -
式台
しきだい
玄関前に設け、一段低くなった板敷きの部分。 -
漆喰
しっくい
接着や目地の充填に使われる建材。日本では古くから壁の上塗り材としても用いられている。湿度を一定に保つ性質があり、防水性や調湿性能に優れている。防音・防火性能も有する。 -
シックハウス症候群
しっくはうすしょうこうぐん
住宅に由来するさまざまな健康障害の総称。主に塗料や接着剤、防腐剤などに含まれる化学物質による空気汚染が原因とされている。 -
集成材
しゅうせいざい
板材を接着剤で張り合わせて作られる木質材料。構造材や造作材として使われ、強度が高く、ねじれや反りが発生しにくい。 -
シューズクローク
しゅーずくろーく
玄関に隣接して設置し、靴を履いたまま入ることが可能な収納スペース。靴以外にも玄関口に散らかりがちな物を収納できるので便利。 -
軸組工法
じくぐみこうほう
建築工法のひとつで、日本では伝統的な工法。在来工法とも呼ばれ、木の柱や梁・筋交いといった軸組で建物を支える。 -
住宅エコポイント
じゅうたくえこぽいんと
エコ住宅の新築、またはエコリフォームをした際に取得できるポイント。さまざまな商品との交換や、追加工事に充当することが可能。 -
スキップフロア
すきっぷふろあ
床の高さを半階分ずらして配置したフロア構成のこと。実際の面積以上に広く感じられるとともに、変化のある室内空間を得ることができる。 -
筋交い
すじかい
軸組みの変形に耐えるため、柱と柱の間に斜めに取り付ける補強材。 -
セルロースファイバー
せるろーすふぁいばー
断熱材のひとつで、古新聞などの古紙を再利用したもの。木質素材のため、木造住宅と相性が良く吸湿性・放湿性に優れる。ホルムアルデヒドの発散がなく、害虫対策にも効果をあげている。 -
造作
ぞうさく
定型の建材や住設機器などを使わず、特別につくること。家具製作も含まれる。 -
建具
たてぐ
窓やドア、ふすま、障子など、開口部に取り付けられ開閉して空間を仕切るものの総称。 -
タモ
たも
北海道に多く見られる広葉樹の一種。建材や家具など幅広く利用される。 -
ダウンライト
だうんらいと
天井に埋め込み、下方を照らす小型照明器具。 -
長期優良住宅
ちょうきゆうりょうじゅうたく
長期にわたって優良な状態で使用されることを目指し、様々な措置を講じた質の高い住宅。長期優良住宅普及促進法に基づいた認定基準をクリアすると、税制の優遇措置などの支援を受けられる。 -
2×4工法
つーばいふぉーこうほう
北米から輸入した工法で、2インチ×4インチの合板パネルを組み合わせ、壁全体で躯体を構成する。断熱性・耐火性に優れ、工期が比較的短いという特徴がある。2インチ×6インチの場合、2×6(ツーバイシックス)工法と呼ばれる。 -
テラコッタタイル
てらこったたいる
床やテラス、アプローチなどに用いられる素焼きのタイル。イタリア語の「焼いた土」に由来する。 -
デッドスペース
でっどすぺーす
設計の都合上できてしまう使い道のないスペース。 -
床の間
とこのま
座敷の一角に一段高く造られ、掛け軸や花などを飾るのに使われる座敷飾りの一つ。 -
トップライト
とっぷらいと
天窓のこと。もしくは、天窓から採光することを指す。 -
動線
どうせん
居室間を移動する人の行動軌跡を線で表したもの。掃除・炊事・洗濯など家事での動きを表したものを家事動線と呼ぶ。 -
ドライエリア
どらいえりあ
地下室の周囲の一方を掘り下げ、採光や換気を目的としてつくられる空間。 -
ドーマー
どーまー
屋根面に取り付けられる小窓のこと。採光・換気を目的としてつくられており、ドーマーウインドーとも呼ばれる。 -
納戸
なんど
衣類や家具などを収納するための空間。3畳から4畳程度の広さがある場合、子ども部屋や書斎として利用されることもある。 -
ニッチ
にっち
絵や小物などを置けるよう壁をへこませてつくるくぼみのこと。 -
梁
はり
柱と柱の間をつなぐ建材。天井にデザインのために取り付ける付梁というものもある。 -
ハーフティンバー
はーふてぃんばー
柱、梁、筋交いを外部にそのまま現し、その間をレンガや石、漆喰などで埋める工法。中世のイギリス、フランス、ドイツなどで多く見られた様式。 -
バリアフリー
ばりあふりー
建物内部の段差をなくす、廊下の幅を広く設けるなど、高齢者や障害者が不自由なく生活できるよう物理的な障壁を取り除いた状態をいう。 -
パティオ
ぱてぃお
南欧風の住宅でタイル張りの中庭を指す。リビングやダイニングと連続し、内部空間と一体的に使用することを目的としている。 -
パラペット
ぱらぺっと
屋上やバルコニーの外周に沿って立ち上げた小壁や手すり壁。構造物先端の保護や防水補強のために設けられる。 -
パントリー
ぱんとりー
食品庫のこと。一般的にはキッチンの近くにつくられる。 -
ビルトイン
びるといん
収納家具や設備機器が建物の構造内に一体化されていることを指す。車庫を室内に組み込んだものをビルトイン車庫(ガレージ)と呼ぶ。 -
ピロティ
ぴろてぃ
2階以上の建物で、1階部分の柱だけで構成された空間を指す。アプローチや駐車スペースとして活用できるなど、デザイン面だけでなく実用面での効果も大きい。 -
ファサード
ふぁさーど
主に道路側から見たときの建物外観をいう。その建物の顔となるので、デザイン上とても重要な部分となる。 -
FIX窓
ふぃっくすまど
開閉することのできない、固定された窓。はめころし窓とも呼ばれる。 -
複層ガラス
ふくそうがらす
サッシに2枚のガラスを組み込み、断熱性・遮音性を高めたもの。ガラスの間には空気が入っており、断熱性能を高めるため真空にしたものや、アルゴンガスを注入したものなどがある。 -
無垢材
むくざい
一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出した建材。時間の経過により、独特の風合いを醸し出し、床材として使用すると、弾力性を持った優しい感触を楽しめる。 -
メーターモジュール
めーたーもじゅーる
1m単位を設計上の基本寸法とすること。日本では90㎝を使用することが多いが、メーターモジュールを採用することにより、ゆとりある空間に仕上がる。 -
盛土
もりど
土を盛り、地面を平らにすること。 -
モルタル
もるたる
セメントと砂を混ぜ、水で練った素材のこと。コンクリートと違い砂利は入っていない。レンガやコンクリートブロックの目地材として使われるほか、外壁や土間の仕上げ材として用いられる。 -
輸入住宅
ゆにゅうじゅうたく
海外でつくられた材料を、国内で組み立てた住宅。建築様式の違いから、メーターモジュールやフィートモジュールを採用する場合が多く、広い空間をつくることが可能。 -
ユーティリティスペース
ゆーてぃりてぃすぺーす
家事や作業を効率的に行うためのスペース。主婦が使うことを想定し、キッチンに隣接して設置することが多い。 -
寄棟
よせむね
屋根形状のひとつ。4方向に傾斜する屋根面をもつものをいう。世界各地で見られる一般的な屋根の造りで、日本でも切妻に次いで多く用いられる。 -
リノベーション
りのべーしょん
建物を建て替えることなく改修し、設備・機能を拡充すること。 -
琉球畳
りゅうきゅうだたみ
半畳ほどの正方形で、縁なしの畳のこと。昨今ではそのデザイン性が高く評価され、広く使われるようになった。 -
ルーバー
るーばー
細長い板を、枠組みに隙間をあけて、平行かつ一定間隔に組んだもの。取り付け角度によって、光や風、人の目線などを遮ったり透過したりすることができる。 -
ルーフバルコニー
るーふばるこにー
屋根部分を利用したバルコニーのこと。通常のバルコニーよりも広くスペースを確保できるので、様々な用途に活用できる。 -
Low-eガラス
ろーいーがらす
ガラス表面に特殊金属膜をコーティングしたもの。金属膜により遠赤外線の反射率を高めている。複層ガラスに用いることで、その断熱性能をより一層高める効果がある。